【2025年最新版】プライオリティ・パス付きクレジットカード徹底比較

クレジットカード

※本記事にはPRを含みます
※2025年9月調べ、内容は変更になる可能性があります。最新情報は必ず各カードの公式サイトでご確認ください。

海外旅行や出張で“空港の待ち時間”を快適に過ごすなら、プライオリティ・パスが付帯するカードが非常に有効です。しかし、「付帯がある」=「条件が良い」とは限りません。例えば「利用回数」「同伴者料金」などが、カードによって大きく違います。この記事では、セゾンプラチナビジネス AMEX/静銀セゾンプラチナ/楽天プレミアムの3枚について、公式情報を基にメリット・デメリットを比べ、どのタイプの人にどのカードが合うかを明確にします。

プライオリティ・パスの運営ルールやカード会社の条件は2025年に入り次々と変更があり、「以前は無制限」「レストラン利用可」だったものが「制限あり」「ラウンジのみ」に変わっているケースが複数あります。誤った認識で契約してしまうと、「想定していた使い勝手と違う」と後悔することも。最新の公式アナウンスを把握しておくことが重要です。

プライオリティ・パスとは?

世界1,400以上の空港ラウンジを利用できる会員サービス。
飛行機のクラスに関係なく、フライト前に快適な時間を過ごせるのがメリットです。

比較表:主要クレジットカードの特典

プライオリティ・パス特典比較

カード名プライオリティ・パス利用回数同伴者料金レストラン利用年会費(税込)特徴・補足
楽天プレミアムカード年5回まで無料1名35ドル不可(ラウンジのみ)11,000円楽天市場でポイント最大5倍。海外旅行保険やトラベルデスクも付帯。
セゾンプラチナビジネスアメックス回数無制限1名4,400円2025年12月1日以降
1名35ドル
(ラウンジ + レストラン)33,000円
(初年度年会費無料)
利用回数制限なし、施設種類も幅広い。コスパが高い。手厚い旅行保険付き。
静銀セゾンプラチナアメックス~「無制限」(現在)→ 2025年12月1日以降 年10回まで に制限予定1名2,200円
2025年12月1日以降
1名35ドル
(ラウンジ + レストラン)22,000円家族カード一枚目無料。国内旅行傷害保険は自動付帯

楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカードとは?

  • 国際ブランド:VISA、Mastercard、JCB、AMEXから選べる
  • 楽天市場でのポイント還元率アップ(SPU+最大5倍)
  • 年会費:11,000円(税込)
  • プライオリティ・パス(プレステージ会員)付帯
    • 年5回まで無料(6回目以降は有料)
    • 同伴者は有料(1回あたり約35米ドル)
    • 2025年からレストラン・スパなどラウンジ以外施設は対象外

💡 これだけで年会費の元が取れる!

プライオリティ・パスのプレステージ会員を単独で購入すると、年会費は約US$469(約7万円)
楽天プレミアムカードなら、11,000円で同等のサービスを5回分無料で使えます。

  • 1回のラウンジ利用を5000円相当と仮定すると、5回で25,000円分の価値。
  • さらに楽天市場でのショッピング時に+4〜5%ポイント還元を考慮すれば、実質的には年会費以上にリターンを得やすいカードです。

✈️ おすすめの使い方

  1. 年2〜5回の海外旅行や出張をする
    • 空港ラウンジで軽食・ドリンク・Wi-Fiを無料利用 → 1回3,000〜5,000円相当の価値。
  2. 楽天経済圏を活用している人
    • 楽天市場での買い物が多いなら、ポイント還元アップで日常的に年会費を回収
  3. 手軽にプライオリティ・パスを試したい人
    • 「無制限利用は不要。でもラウンジの快適さは体験したい」人に最適。

メリット

  • 年会費 11,000円(税込)という比較的手頃な価格帯でプライオリティ・パス付帯という特典。
  • 楽天市場など楽天サービス利用者にとって、日頃のポイント還元メリットと併用できる点が魅力。
  • 国内・海外旅行傷害保険が自動付帯

デメリット/注意点

  • 年間5回まで無料という利用回数の制限が2025年1月以降に導入。
  • さらに、「レストラン・スパ等のラウンジ以外施設」の利用が対象外となりました。ラウンジだけが対象。

🔗 申し込み時の注意

  • 申込前に必ず楽天カード公式サイトで最新の付帯条件を確認してください(プライオリティ・パスの利用条件が改定される場合があります)。
  • プライオリティ・パスの申し込みは、カード発行後に別途手続きが必要です。カードが届いたら早めに申請しましょう。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

💡 おすすめポイント

  1. 出張が月1回〜2回以上あるビジネス利用者には特にオススメ。これだけで年会費の元を取りやすい。
  2. 加えて、旅行保険・手荷物宅配など旅行周辺サービスも強いため、「カード一枚で旅行準備を簡素化したい」人向き。
  3. なんといっても利用回数無制限が最大の魅力。(利用条件が変更になる可能性もあります。申し込み前には必ず確認を。)

メリット

  • 利用回数が無制限で、ラウンジ以外一部施設利用が可。
  • 利用回数制限が「無制限」のままであり、頻繁にラウンジを使う人にとって非常に使いやすい。

デメリット/注意点

  • 年会費が高め(約33,000円)なので、年に2~3回ほどの海外旅行者にはコスパが悪い。
  • 海外旅行傷害保険は利用付帯

静銀セゾンプラチナアメックス

💡 おすすめポイント

  1. ラウンジ+飲食施設等も対象の条件を持っており、ラウンジ以外でリラックスしたい旅行者にとってはレストラン利用ができるのが魅力の一つ
  2. 静銀カードは静岡銀行および静岡県内地域での提携施設優待、地域限定クーポンや地域サービスとの連携があり、旅行だけでなく地元での使い勝手もよい。
  3. 地元銀行利用者にとって「銀行ブランドを持つカード」であることの安心感・サポート体制の良さも魅力。

メリット

  • 利用回数が2025年12月1日より年10回までで、ラウンジ+レストラン利用が可。
  • 年会費22,000円前後で、プラチナクラスとしては中程度。コスパが比較的良い。
  • 家族カードは一枚目までは無料の為、夫婦2人で2枚のプライオリティパスを持つことができる(実質一人11,000円)
  • 静岡銀行に口座を持っていなくても、審査に通れば持つことができる。

デメリット/注意点

  • SAISON MILE CLUBは対象外
  • 永久不滅ポイントも、セゾンカードで貯まっているものとは合算されない仕様

まとめ

楽天プレミアムカード — コスパ重視で迷ったらコレ!

  • 年1〜3回程度の旅行でも、5回分のプライオリティ・パス利用で簡単に年会費の元が取れる
  • 他の2枚より年会費が圧倒的に安く、楽天市場のポイント還元(SPU+最大5倍)で日常生活でも着実にリターンが得られる
  • ラウンジは世界中で1,300か所以上。「まずはラウンジ体験を試してみたい」「ムダなくお得さを感じたい」という方には最適。
  • 旅行好きはもちろん、楽天経済圏を活用している方なら、最小の投資で最大限の恩恵を得られるカードです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス

  • 法人・副業・フリーランスなどビジネス用途で総合力を求める方に
  • 永久不滅ポイント・経費計上のしやすさ・高いステータス性が強み。
  • ビジネスカードとしてのサポート体制がしっかりしており、出張が多い方にもおすすめ。

静銀セゾンプラチナ・アメックス

  • ラウンジに加え、飲食施設も含めた柔軟な利用範囲が魅力。
  • 静岡在住の方には嬉しいプラチナクーポン多数
  • 永久不滅ポイントが貯まる

静銀セゾンプラチナやセゾンプラチナビジネスのようなハイスペックカードも魅力的ですが、失敗のない選択肢として、まずは楽天プレミアムカードを手にしてみる価値は大きいです。少ない出費でラウンジ体験・楽天ポイント還元・旅行保険の3つを一度に手に入れられるカードは、実はそう多くありません。“コスパ最優先”なら楽天プレミアムカードが一歩リードしているかもしれません。

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