※2025年9月調べ、内容は変更になる可能性があります。最新情報は必ず各カードの公式サイトでご確認ください。
「長距離フライトの乗り継ぎで疲れ果ててしまう…」「空港の混雑したベンチで時間を潰すのはもう限界」。
そんな経験はありませんか?
プライオリティパスを持っていれば、世界各国の空港で静かで快適なラウンジを利用でき、無料の軽食やドリンク、Wi-Fi、シャワーなど、旅のストレスを大幅に軽減できます。
しかし近年、回数制限の導入やレストラン利用の対象外化など改悪ラッシュが続き、かつて「無制限ラウンジ利用」が当たり前だったカードでも、現在は条件付きになっているケースが目立ちます。
そこで本記事では、海外出張や旅行が多いヘビーユーザー向けに、2025年時点で無制限プライオリティパスを安心して持てるクレジットカードを徹底解説します。
迷ったら「ラグジュアリーカード」か「MUFGプラチナ」
数ある選択肢の中で、ラグジュアリーカード(チタン)とMUFGプラチナアメックスが、コストとサービスのバランスが取れており、最もおすすめです。
ラグジュアリーカードは改悪リスクが低く、海外レストラン利用にも対応。
一方、MUFGプラチナは22,000円という低コストで家族カードにもプライオリティパスを付帯できるコスパ最強カードです。

改悪ラッシュの中でも「無制限+柔軟性」が必要
ここ数年、プライオリティパスの利用条件は大きく変わってきました。
- セゾンプラチナ・アメックス:かつて無制限だったが2024年に年6回制限へ。
- 楽天プレミアムカード:ラウンジ回数制限5回まで+レストラン利用不可になり、魅力が大幅に低下。
- JCBプラチナ:現在は海外ラウンジのみだが、将来的な条件変更の可能性も指摘されています。
一度条件が改悪されると元に戻るケースは稀で、「今後も変わらない安心感」を持つカードが必要です。
さらに、ヘビーユーザーの場合は海外レストラン利用や家族シェアなど、ラウンジ以外の付帯サービスの柔軟性も重要になります。
主要カードの徹底比較【無制限プライオリティパス】
カード名 | 年会費(税込) | 家族カード対応 | レストラン利用 | 特徴・メリット |
---|---|---|---|---|
ラグジュアリーカード チタン | 55,000円 | 16,500円 | 海外レストラン可 | 改悪リスクが低い。コンシェルジュ、映画優待、リムジンサービスなど特典豊富 |
MUFGプラチナ | 22,000円 | 1枚無料(プライオリティパス付き) | 不可 | コスパ最強。夫婦・家族でシェア可。マイレージプラスとの相性も良い |
JCBプラチナ | 27,500円 | 1枚無料(プライオリティパスなし) | 海外のみ | ザ・クラスへの昇格チャンス。JCB Lounge Kyoto利用可。旅行保険自動付帯 |
JCBゴールド・ザ・プレミア | 実質11,000〜16,500円 | 無料(プライオリティパスなし) | 海外のみ | 招待制。年間利用額100〜200万円必要。コスパは高いが上級者向け |
JAL JCBプラチナ | 34,100円 | 17,050円 | 海外のみ | JALマイルが貯まりやすく、JGCカード発行可 |
ラグジュアリーカード チタン
高級感のある金属製カードで、改悪リスクが低いとされる1枚。
コンシェルジュサービスが優秀で、世界中のレストラン予約から航空券手配、緊急時のサポートまで幅広く対応。
また、海外レストランでのプライオリティパス利用が可能なのは大きな魅力です。
活用例:
- ヨーロッパの地方空港でラウンジが混雑していても、優先的に入室できた。
- 現地の人気レストランをコンシェルジュに手配してもらい、旅行の満足度が格段に上がった。
MUFGプラチナアメックス
年会費22,000円で家族カード1枚無料+家族カードにもプライオリティパスが付帯。
夫婦でラウンジを使うなら、最もコスパが高い選択肢。
唯一の弱点はレストラン利用が不可な点ですが、ラウンジだけ利用する人にとっては問題にならないでしょう。
活用例:
- 家族旅行で夫婦それぞれがプライオリティパスを持てるため、入室時に困らない。
- 年会費の元を取るのが簡単で、年間2〜3回の旅行でも十分に回収可能。
JCBプラチナ / ゴールド・ザ・プレミア
JCBは「ザ・クラス」を目指すステップとして選ぶ人が多いカードブランド。
JCBプラチナは、海外ラウンジ利用に加え、国内ではJCB Lounge Kyotoなど一部施設を無料で利用可能。
ゴールド・ザ・プレミアは招待制のため、年間利用額100〜200万円を安定して使える人向け。
JAL JCBプラチナ
JALマイルを効率よく貯めたい人に人気。
プライオリティパス以外にも、JGCカード(JALグローバルクラブ)への道が開けるのが大きな魅力。
航空券購入時のマイル還元率が高く、JAL派の frequent flyer に向いています。
注意点と節約テクニック
- 家族で使うなら:MUFGプラチナの家族カード付帯が圧倒的に便利。
- レストラン利用を重視するなら:ラグジュアリーカード一択。
- 年会費を抑えたいなら:条件付きだがJCBゴールド・ザ・プレミアも検討価値あり。
- 改悪情報は随時チェック:カードの規約は1〜2年単位で変わることが多く、申込前に最新情報を公式サイトで必ず確認。
今後の改悪を見越すなら「ラグジュアリーカード」が最も安心
プライオリティパスを「無制限」で「安心」して使い続けるには、改悪に強いカードを選ぶことが何より大切です。
総合的なバランスで見れば、ラグジュアリーカードが最も安定した選択肢。
一方、コストを重視するならMUFGプラチナも素晴らしい候補です。
旅行スタイル(頻度・同行者・目的地)を見極め、自分に最適な1枚を手に入れましょう。

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